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ケア溶剤を作って塗る道具

湿疹やかゆみは、皮ふの排泄です。お湯で十分温まって、その排泄を促してあげましょう。その後、かゆみ止めと保湿のケアをします。

かゆみ止めに、純りんご酢をお勧めします。かゆみのある所は、皮ふがアルカリ化しています。酸性の純りんご酢を塗布することで中和を図り、かゆみが消えます。

純りんご酢は、「純」であることを確認してください。りんご酢に、ハチミツや砂糖などが混ざっていると、塗布した後、ベトベト感があります。ペーハーの反応には無関係の成分は除外しますので、純りんご酢にします。「有機」であればなお良いと思います。

保湿には、太白ごま油を使っています。太白ごま油は、酸化しにくい油です。実際に肌に塗ってみると、サラッとした感触です。アーユルベーダでよく使われています。アーユルベーダでは、風呂に入る前にごま油を身体に塗って、乾いたらお湯を浴びるという手順を取りますが、ここではお風呂に上がってから塗布します。

実際のケア溶液は、純リンゴ酢と太白ごま油を等倍で混ぜます。さらに同分量のお水を加えます。純リンゴ酢と太白ごま油がそれぞれ大さじ一杯でしたら、お水も大さじ一杯という具合です。

ごま油はクレンジング(汚れ落とし)としての効用もありますが、塗ったら、遅くとも次の日ほどには、洗い流すのが良いかと思います。

ケア溶液を塗る患部の症状が良くないとき、ケア溶液はかなり沁みます。時として、痛みを伴います。その時は、カット綿に湿らせて、それで手を湿らせて、少しずつ患部に塗っていきます。初めは他の皮ふで塗ったあとに、少しでまだ付いているその指先で患部をなでるなど、反応を見ながら、重ね塗りをしていくのが良いです。

小さなお子さんで、いつも夜に寝られなくてお母さんがその子の背中を夜通しなでて上げているといったことを聞くことがあります。そんなときも、水で薄める量なども調整しながら、お子さんのかゆみの皮ふをなでるその指に浸けてみるのも良いかと思います。

風呂上がりには、太白ごま油+純リンゴ酢を使いますが、それとは別に、純リンゴ酢を等倍の水で薄めたものも常備しています。純粋にかゆみを抑えたいときは、純りんご酢のみで対応した方が良い感じがします。

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この記事を書いた人

渡邉ぎいち @Ghichi

ウェブのセルフ作成サポートを行っています。メンバーさんが楽しみながら制作できる環境を整え、自ら切り開いていく力を存分に培って頂くことが生きがいです。朝の散歩の帰りがけ、スマホでブログを執筆するのが日課です。よろしければ、>> プロフィールをもう少し詳しくご覧ください! >>