ドイツがウクライナに戦車の供給に踏み切ったというニュースが入ってきた。アメリカもドイツに追随して供給を行うことを決めたという。ゼレンスキー大統領は、歓迎と感謝の意を表明している。
島国日本に住む私には、戦車がどれだけ優位なものなのかは、あまり実感できない。戦車で日本を攻めてくるには、まず海を渡って運んでこないといけない。
端的に、ミサイルや爆撃機で攻められることが怖いと言えば、怖い。国内を攻められることが想定できなくて、「怖いと言えば怖い」という冷めた表現になってしまう。平和ボケしている場合ではないけれど、戦車が活躍する現況のウクライナ情勢がボクには時代錯誤としか思えない事態の推移。
ロシアは何をやっているのか。プーチンは国の威信をかけて、崖っぷちに向かって前進を続けて、それで自分以外の多くの命を巻き込むことに後ろめたさはないのか。「大国」のリーダーであるのなら、国家政策の失敗を精査し、認めて、地球の分子細胞の一つとして、自ら振る舞うべきたった一つの行動を選択してほしい。
たった一つの行動とは、「やーめた」と先ず立ち止まること。難しいことかも知れないけれど、不可能ではない。
お写真は、Creative Commons のライセンスに基づき使用しています。