だんだんと暖かくなってくるこの頃です。肌の調子はトントン。湿疹となっていた所が乾燥して剥げ落ちて、それで寒気を感じてしまいます。最近、お風呂後のお肌のケアは、2段階に分けています。1回目でかゆみを和らげ、2回目で保湿をします。
1回目は、かゆみを和らげるステップです。純りんご酢と水を等倍して霧吹き状態でケアします。直接肌にかけると沁みるので、一度手に取って、特に皮ふの剥げ落ちている所は、染み込む時の刺激が強いので、片手に霧吹きをして、両手でよく伸ばしてから使用したり、手で患部に軽く押しつけるようにして、刺激を和らげています。刺激の強い所も、何度か少しずつ塗布を重ねていくと、反応が落ち着いてきます。
2回目で保湿をしていきます。純りんご酢と水、そして太白ごま油を等倍で割ります。それぞれ大さじ一杯ずつ混ぜて、その場ですべて使い切ります。
肌のケアに純りんご酢を使うのは、アルカリ化してかゆみの伴う肌を、酸性の純りんご酢を塗布して中和を図ろうというものです。太白ごま油を加えることで、さらに保湿性を持たせようと意図しています。
太白ごま油は酸化しにくい油で、肌ざわりもサラッとしています。アーユルベーダではよく使われている油の一つで、頭や足の裏に塗ることを勧められています。太白ごま油は、クレンジング効果もありますが、肌への負担は軽い感じがします。夜のケアで肌に塗布したら、次の日のお風呂では丁寧に洗い落とすようにしています。洗い流すまで少し間を置き過ぎかも知れませんが、保湿剤としての用途を優先しています。
2回目の塗布の際は、カット綿を使っています。適度に湿らせてそれを手に取り、手で肌に伸ばしていきます。太白ごま油が入っていると肌が落ち着いてくる感じが伝わってきます。皮ふたちがホッとしているような感覚です。皮ふの細胞に感情はないかも知れませんが、肌たちが落ち着いてくる様子が伝わってきます。
最近の夜の肌のケアは、1回目にひたすらかゆみを和らげる処理を行い、2回目に保湿を目的に、肌を落ち着かせる塗布を行っているというお話しをしました。ご覧を頂いて、ありがとうございます。
イラストは、いらすとやさんの画像を使用しています。感謝。