初めにダシ(出汁)をとります。
ダシは水に浸すことから。
理想は水に浸して冷蔵庫または冷凍庫に入れると、良いダシが取れるようです。
「時間がない!」でも味は最高のものをという方には、ダシを細かく砕くことです。
ダシを細分化して、表面積を増やせば、水の浸透する速度は早まりますので時間の短縮になります。
少し塩を振っておけば、浸透圧でさらに染み込み速度が早まるはずです。
5つのダシで味を調えます
・椎茸
・昆布
・かつお節。
隠し味に、
・コリアンダー(パクチー)
・酒粕(さけかす)。
わかめと海苔は味噌汁にいれません
ダシを水に浸して具材を入れたら、火にかけます。ダシはその食材そのものの栄養価が問われることもありますし、料理全体の味を整える働きもしますね。ダシを粉末にして使うのは、主に後者の味を調えることを目的に入れています。ほんのひとつまみで大きく味は変わっていく(ように)思います。
具材はあり合わせのものでも十分ですが、わかめや海苔は外しています。どちらも、ビタミンCの取れる栄養源ですが、熱に弱いので。生わかめのパッケージを見ると、必ずといっていいほど「湯通し」をしています。ビタミンCを損なうことはないのでしょうか?専門家の方、知っていましたら教えてください。
味噌は生きています
味噌は生きています。鍋を火にかけたまま、味噌を鍋に入れることはしません。必ず火をいったん止めて、味噌を入れます。冷めた味噌汁を温め直すときも同様です。沸騰まではもっていかず、ほどよい温かさになったら良しとします。
味噌の量はやや多めにしています。とくにスープジャーに入れていつでも食べられるようにしておくとき、少し濃いめに作っておくと、ご飯と一緒に食したときに美味しく感じられます。
味噌汁に生姜を入れます
仕上げに、ネギを入れます。味噌とネギの組み合わせは、風邪予防に良いそうです。最近、七味は味噌汁に入れなくなりました。消化の良い七味が、時間をかけて消化をしていく味噌と相性があまり良くないというのがその理由です。少しなら良いかと思いますが、最近は私は七味の代わりに、生姜をいれています。すり下ろした生姜もほどよく味噌汁と混ざり、美味しくなります。
夕食用に、スープジャーに味噌汁を用意しますが、少し広めのスペースを空けておきます。ほかの具材を追加で入れられるようにするためです。最近は湯通しをした白菜や豚肉が多いのですが、新たに食材を開拓してもいいなと思います。
すり鉢をビニールに入れてすり潰します
お写真は、椎茸をすり鉢で潰しています。回りに跳ねるので、フリーザパック(L)にすり鉢を入れてすり下ろしています。昆布は、袋の中で、じょぎじょぎとはさみで切っています。椎茸など粉末のものも市販されてます。合わせてご利用されてみてください。
コリアンダーも同様です。いったん潰しておけば、作るときに仕込みがラクなので、わりあいとスケジュールをゆっくりと組める週の前半に1週間ほどを(目分量で)作っておくことが多いです。じつはコリアンダーは粉末のものももっているのですが、その風味、味わいはまったく違いますので、固形のモノをすり潰して使っています。