「10分」を自由な時間に使えたら、何をしますか?
私でしたら、初めの8分ほどは、ひたすら心身をほぐす時間に充てます。残りの1〜2分で、自分の行いたいことをします。朝の寝起きのひとときはそんな時間の使い方をしています。
初めの8分ほどをボーッとしているのか?というと、そうではありません。眼を覚まして、体操(または柔軟)に入る。その前段階で、心身の細胞隅々を、その行動に向けて動かし始めます。見た目は動いていないように見えても、身体の細胞、心の動きは、ぐるぐると動き始めています。
社会がけじめをもつ日にする
今日、新社会人の皆さまは、成人式を迎えました。今日から公然とお酒が飲めるし(あまり飲まない方が良いです)、わるいことをしたら捕まります(わるいことをしてはいけません)。自分の生き方に責任を持てと、儀式を通して、意識をはっきり持ってもらおうというけじめの日となります。
なし崩し的に、何とかやり過ごそうとする大人も少なくないこの社会で、「けじめをつける」行動を取ることはやさしいことではないかも知れません。惰性に流してしまっている大人達がいるからこそ、そうではない、きちんとけじめを持った新社会人の皆さまのピリッとした新しい空気が必要なのだとも言えます。
これから5年間の過ごし方を展望する
人生100年として、まだ8割にも届いていない、20歳の新社会人の皆さまですが、仮に20年が8割だとしたら、残り2割は「5年」後。25歳のときですね。どの期間を基準にするかでその内容も異なってきますが、ひとまずは新社会人の皆さまがこれからの5年、どのような成果をだされていくのかが楽しみです。
私は25歳を過ぎて勉強したいことがあり、大学を入り直した経緯があります。結果的にはその大学で、思いもかけず生涯の師匠に出会うことになります。人生は終着駅のない鉄道列車に例えられます。皆さまの行く先々の、その時その場で感じることのできる人生経験のすべてが、この地球に素敵な振動をもたらしますように。成人の日を祝して